戸倉上山田温泉 笹屋ホテル 豊年虫
小雨の降る週末、親戚のご法事があって
東京からお客様が大勢みえました。
心配した雨もなんとかあがって、無事に法要もすみ、
その後は戸倉上山田温泉の笹屋ホテルへ~
お食事の後、
登録有形文化財の「豊年虫」を見学させていただきました。
「豊年虫」というのは、
「笹屋ホテル」の一角に昭和7年(1932年) に設計された別荘です。
設計者は旧帝国ホテルを手掛けた世界的な建築家、
フランク・ロイド・ ライトに師事した日本人建築家、遠藤新です。
その中で、数寄屋造りの8室は文化庁より登録有形文化財の指定を受け、
「豊年虫」として整備され現在も宿泊出来るようになっています。
様式の違う8室が庭を囲むように並んでいます。
庭園の紅葉が綺麗でした。
なんでもないちょっと古い建物のようですが・・・(^-^;
説明をお聞きすると、柱や梁の木材など、本当に細かい所まで
工夫を凝らして建てられていることがよーく分かりました。
こんなお部屋に泊まってみたいですねぇ~
豊年虫の2階にはライブラリーがあって、貴重な資料も展示されています。
若山牧水の書など、ホテルに宿泊された著名人の直筆の書などが沢山ありました。
2階からの庭の眺めも綺麗でした
昔の人々の心遣いや、空間の贅沢な楽しみ方や・・・
ゆとりみたいな物を感じたひと時でした。
都会からいらしたお客様たちも
長野の紅葉を楽しむことが出来て、大変喜んでお帰りになりました。
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